Lyrics

ミニアルバム「丼」

歌詞

1 始まり丼

2 手に入れろ



裸のまんま 走り出してくぜ
頭ん中と 財布は空っぽ
履いてないのと 変わんない靴で
雨が降ったって 関係ないもん

しょっぱい漬け物 おいしいね
白いご飯と おいしいね
白い車は 汚れ目立つ
そこんとこに 気をつけろよな

でっかい夢胸に 走り出してくぜ
あっ! という間 少年時代
まだまだあるぜ 人生自体

目隠し 後ろ手 猿ぐつわ
役立たずと罵って
蔑む笑顔のその奥の 仮面剥がせ

ソレソレ!大声張り上げろ
ガンガン!出る杭は打たれても
ソウソウ!目にする全ては
ハイ!一つ 手に入れろ

可愛いあの子 食われちまったぜ
お前は誰だ 後ろの正面
大切なもの 奪わないで

福沢諭吉 フルボッキ
血走る瞳は イノシシか
セックス 学問 四捨五入
なにが残る

ダンダン! 夢から目が覚めて
グイグイ! その腕伸ばせ
キラキラ! 光る未来を
ハイ! 一つ 手に入れろ

舟を漕いで 行くのだよ
山のてっぺん 仁王立ち
田舎者と 侮るな
そのベロ引き抜いてやろうか?
ほぅら オイラがやって来る
道の真ん中 ガニ股で
ドMな事には 触れないで
ほら 道あけろ!

ダンダン! 夢から目が覚めて
グイグイ! その腕伸ばせ
ソレソレ! 大声張り上げろ
ガンガン! 出る杭は打たれても
ドンドン! 命削っても
ゼンゼン! 惜しくないものさ
ハハハハ!! そうさ 笑顔を
ハイ! 一つ 手に入れろ

3 全てを君にあげましょう



金持って 転がって 擦りむいて 
オロオロと
間違った 船乗って 振り向いて 
キョロキョロと
欲しがってるものは何?
わからず生きてるの?
意気込んで 立ち上がって すっ転んで 
コソコソと

誰も居ない ダミー人間 ばかり
みんな ポツリ プラネタリウム 見上げて


こっちに来い 怖がらないで
全てを君にあげましょう


誰もが毎日 分からず 闘って
生物化学兵器 ゴム鉄砲 男気で
愛する気持ちを捨て
自分が無くなって行く


こっちに来い 恐がらないで
全てを君にあげましょう


妖怪 おばけ 地縛霊の集まり
それはつまり 被害者の会の様で


こっちに来い 怖がらないで
全てを君にあげましょう

4 声持って


そういやってなって 
思い出したからって 
指先で パッと繋がる

それだって勝手に
そっちでイヤんなって
指先で 閉じた言葉

距離が詰まって
言葉 心 絡まって
指先で 別世界へ 行っちゃって

結んだはずの靴ヒモみたいに
いつの間に 胸 ぽっかり


*声を ふり出せ 
いつもの 転がっている 
言葉の中 足りなかった
声を 届けて
いつでも ほら 待っている
いつまでも さぁ 声持って*


いつも探して つまり寂しいだけ
ウワサ 心の端っこ

言葉無くして 突っ立ってるだけ
紛れた 人の端っこ


*繰り返し


声を その場でいいんだ
そう いつでも 
心の中 足りなかった
声よ 届けよ胸に
愛してるんだ いつでもそう 
さぁ 声持って

5 小さい夏


夕焼け 二人乗り
心の中 消えない 小さい夏
月明かり タバコ
心の中 消えない 小さい夏
放課後 初恋
心の中 消えない 小さい夏


海沿い 笑い声
心の中 消えない 小さい夏
アスファルト 線香花火
心の中 消えない 小さい夏
浴衣 泣き顔
心の中 消えない 小さい夏

6 からくり人形


ほぅら 一寸先もわからねぇ
ほぅら ご都合 奇跡も起こらねぇ

居座るの 胸の中 
聞かないフリの ウワサ ニュース
信じれば 糸は 誰のだ
あやつり人形


*1 生まれてきたんだ  
この血を燃やして
打ち込め 一寸先
明日に届けろ*


ほぅら 平凡 自分のせいじゃねぇ
ほぅら 懐 一銭も残らねぇ

居座るの 胸の中
気付かないフリの 捨てた夢
動き出す 意図をなくした
からくり人形


*2 自分を偽る
言葉を捨てろよ
間違いなんてねぇ
明日を掴むぞ*

偽るの 夢の中
見つめた想いを 逸らして
感じてた その眼差し
胸の奥で ずっと
諦めるたびに 大人だからとか言っちゃって
回らない歯車 残された
からくり人形

生まれてきたんだ
心を寄せ合い
自分をあやつれ
その手の先だぜ

*1.2 繰り返し




7 今日が明日も続きますように


また会えたね こんばんわ
星が降る夜さ
見つける いつもの笑顔
懐かしい様だね

いつからまた こんな風になれたっけ
寂しいことも 忘れられないけど

*こんな笑顔が こぼれるから そう
今日が明日も続きますように*

いつも笑って こんばんわ
欲しがる ぼくらは
月明かり はじける未来 
言葉わからずに

忘れてないって 傷つけた事だって
変わらず ずっと 笑いあえちゃう人

*繰り返し

知らない事ばかり 教えられてばかり
それでもやっぱり 選ぶのは
この胸の 衝動

こんな穏やかな 帰り道 そう
今日が明日も続くように

*繰り返し